企画展

開催終了

企画展
会期/2025年06月11日~2025年07月14日
花鳥山水 自然へのまなざし

 日本の絵画史において、日本の自然を描いた花鳥画と山水画は、どちらも中国の画に大きく影響を受けて成立しました。しかし、時代が下るとともに、日本人固有の感性と美意識を反映した、独自の画風が確立されます。
 身近で親しみやすい草花や樹木、鳥獣などをモチーフとした花鳥画、自然風景や名所の景観などを季節ごとの変化とともに表した四季絵としての山水画は、桃山時代や江戸時代の主要な画派や絵師たちによって優美で色鮮やかな彩色画へ、そして禅僧や文人らによる繊細で静謐な水墨画へと、時代とともに人々の好みに合わせて多様な発展をみせます。
 本展では、当館所蔵の花鳥や山水をモチーフとした屏風絵の優品を展示。自然に対する先人のまなざし(美意識)に触れていただきます。

開催中/今後の予定
※展覧会名、展示作品、日程は都合により一部変更になる場合があります