瓢箪(ひょうたん)は乾燥させると硬くて軽い容器になるため、古くから食器や水筒などに使われてきました。日本では瓢箪に神が宿るとされ、神事に用いられることも多かったようです。海外では、瓢箪の形を活かした独特な楽器や玩具なども見られます。
今日ではあまり見かけなくなった瓢箪ですが、近年、オリジナリティあふれる加工や装飾を施した「ひょうたんライト(ランプ)」が秘かなブームに――。本企画展では、そんなユニークなひょうたんライトを100点あまり展示。館内をほのかに彩る癒しの光の数々とともに、糸掛け師・野田千恵子さんとのコラボ作品も見どころです。